流星群

みずがめ座δ(デルタ)流星群2020は何時頃から見える?ピークの時間帯や方角も

流星群みずがめ座
(記事内に商品プロモーションを含む場合があります)

みずがめ座δ(デルタ)流星群の季節が2020年も近づいてきました。みずがめ座δ(デルタ)流星群は、毎年肉眼で観測できる流星群の一つでマックホルツ彗星という少し聞きなれない彗星を母彗星として活動している流星群です。

みずがめ座δ(デルタ)流星群は、例年他の流星群と同時期に活動するため予想をはるかに超える流星群が観測できると人気の流星郡なのです。そこで今回は2020年に初めてみずがめ座δ(デルタ)流星群を観測すると言う人のためにみずがめ座δ(デルタ)流星群の特徴やいつ頃どの方向に見えるか、そしてピーク時は何時なのかといった情報を整理しましたの参考にして下さいね。

みずがめ座δ(デルタ)流星群の特徴

 

この投稿をInstagramで見る

 

ざっき〜さん(@fluorite_photo)がシェアした投稿


みずがめ座(デルタ)流星群の特徴は4つの放射点を持っているという事が一番の特徴だと言えます。その放射点とはみずがめ座δ(デルタ)星付近を放射点とするみずがめ座δ(デルタ)南郡。

そして、みずがめ座δ(デルタ)北郡があり、次にι(イオタ)星付近を放射点とするみずがめ座ι(イオタ)南郡みずがめ座ι(イオタ)北郡となっています。

在はその中でみずがめ座δ(デルタ)南郡が主に活動をしています。

そして、もう一つの特徴はみずがめ座δ(デルタ)流星群の見え方にも特徴があります。それは南の空の低い位置に地平線から浮かび上がるように流星群が現れる状況が観測できるという事なのです。

更にみずがめ座δ(デルタ)流星群の特徴としては1時間に非常に多くの流星郡を観測することができると言われています。

その理由としては、みずがめ座δ(デルタ)流星群の活動が観測出来るのは例年7月中旬から8月中旬にかけてと言われて、この時期は同時期にやぎ座α(アルファ)流星群やうお座流星群なども活発に活動します。

そのため3つの流星群を合わせるとうまくいくと1時間あたり30個くらいの流星群を観測する事ができる可能性があるのです。

要は流星群を見るのには一年のうちで一番楽しい時期に活動するのがみずがめ座δ(デルタ)流星群とも言えるのです。








いつ頃から見える?

みずがめ座δ(デルタ)流星群が見えるようになるのは一体いつ頃からなのでしょうか。それは例年7月半ばからとなります。

そして、7月の末日頃に極大日であるピークを迎え8月の中旬から後半まで観測することができるのです。

極大と言われる活動が最も大きくなるのは、2020年は728日(火)と言われています。

この日程なら夏休み中のお子さんも一緒に観測することができそうですよね。

ちなみに流星郡を観測する時に気になる事としては月明かりの状態ですよね。2020728日の月の状態も確認しておきましょう。

この日の月齢は7となっていますので月の影響は夜明け前は少なくなります。よってあまり月明かりの影響を受ける事なくみずがめ座δ(デルタ)流星群を観測することができそうですよ。

更にできることなら市街地の灯りなどが目に入りにくい広い公園などに行くと見やすいかも知れませんね。








ピークの時間帯や方角も

みずがめ座δ(デルタ)流星群を観測するにあたってはどの方角を観測すればいいのかも気になるところです。

みずがめ座δ(デルタ)流星群の見える方向は、どちらの方角なのでしょうか。この時期のみずがめ座は21時頃に東の空から昇ってきます。

そして真夜中にかけて南中の空に移動していきます。この頃から朝方にかけてが見頃時間となるのです。

しかし、南の空しか見えないのかと言うと実は違っていて空を見上げればほぼどの地点からも観測できると言って間違いないと思います。

もしも、どこを見たらいいのか悩むようであればみずがめ座がある南西の夜空を見れば大丈夫という事です。

みずがめ座δ(デルタ)流星群の活動のピーク時間は未明から明け方で平均的に1時間に10個レベルの流星群が観測できるようです。

観測しに行くならば728日の真夜中の0時ごろが最大の見頃と言っていいと言えます。

観測にあたっては7月なので昼間は暑い夏ではありますが。夜は夜露などもあってグッと冷え込みます。

必ず上に羽織れるような物やブランケット、そして温かい飲み物を持参して観測に行くようにして下さいね。








まとめ

みずがめ座δ(デルタ)流星群は7月の中旬から8月の中旬にかけて肉眼で楽しめる流星群の一つで、その特徴は4つの放射点を持っているということと南の地平線からふわっと浮かび上がるように流れる姿です。

2020年の極大日は728となっていてちょうど真夜中の0時ごろが一番の見頃となる予定です。この日の月の状態も明け方まで昇ってきませんので観測条件としてはとても良さそうです。

みずがめ座δ(デルタ)流星群は1時間に10個ほど、そして、同時期に活動するやぎ座α(アルファ)流星群やうお座流星群と合わせるとうまくいくと1時間に30個程の流星群が見られるチャンスもあるかも知れません。

観測に行かれる時は夏とは言えども夜中は冷え込みますので防寒グッズや温かい飲み物を持参して夏の天体ショーを心ゆくまで楽しんで下さいね。