8月1日3号に続き、台風4号たまごが発生しました。
7月は台風の発生がゼロだったのですが、8月に入ったとたんに台風がふたつも立て続けに発生することになります。
日本への影響や今後の進路について、米軍の最新情報と気象庁やウェザーニュースの情報をまとめてみました。
台風4号2020発生へ!
トンキン湾で発生した大型で勢力の強い台風3号は現在、ベトナムの方面へ進む予報となっていて、日本への影響はないでしょう。
同時に、台風4号のたまごが石垣島の南南東約120kmのところで発生し、現在は沖縄の南にあり、時速20KMの速さで北西に進路をとっています。
中心の気圧は1004hPa(ヘクトパスカル)。中心付近の最大風速は15m/秒(30kt)。そして、最大瞬間風速は23m/秒(45kt)となっています。
このまま発達を続けると、この熱帯低気圧は台風に変化するのも時間の問題のように思えますね。
この熱帯低気圧が2020年の台風4号になれば、名前は「 ハグピート(Hagupit)」になります。
フィリピンで「むち打つこと」という意味です。
台風の名前は「台風委員会」という日本を含む14か国が加盟している組織で加盟国などが提案した名前140個の中から、順番に繰り返しつけられています。
ただし、大災害などをもたらした大型の台風などがあれば、加盟国からの要請によりその名前が削除されることもあるそうです。
台風4号米軍の最新情報と気象庁・ウェザーニュース予想も
大型の台風3号がベトナム方向に進み、ようやく・・と思いきや、台風4号の出現ですね。

では、米軍の最新情報と気象庁やウェザーニュースなども見てみましょう。

米軍の予想進路図に記載されている時間は、協定世界時が使われているため、日本時間に直すには時差の9時間を加えるようになります。
ウェザーニュースの日本近海を見てみましょう。

静かですね。今はまだ、台風の雰囲気が全く見えないようです。

8月1日夕方6時(18時)の天気図です。
日本近海から少し大写しになっていますが、図の下の方に熱帯低気圧が北西に向けて矢印戸共に記されています。
この熱帯低気圧の上に高気圧が「ほとんど停滞」しているため、北上できずに西に進路を取っていると思われます。
なので、米軍の示す台風の進路のように、台湾を通過した後、上海辺りから北向きに進路を変える可能性もありそうですね。
台風4号たまごの日本への影響は?
この台風4号は、たまごというより、ほとんどもう台風ですね。
今はまだ1004hPa(ヘクトパスカル)なので「台風」と呼ばずに熱帯低気圧と呼んでますが1000hPa(ヘクトパスカル)を切るとすぐに台風になります。
米軍の進路予想を見る限り、上海を経て北に進路を取る台風4号は、日本への影響はどうなのでしょうか。
沖縄のお天気
- 8月1日(土)晴れ
- 2日(日)晴れ
- 3日(月)雨
- 4日(火)くもり
大東島のお天気
- 8月1日(土)晴れ
- 2日(日)晴れ
- 3日(月)くもり時々晴れ
- 4日(火)くもり時々晴れ
宮古島のお天気
- 8月1日(土)晴れ時々くもり
- 2日(日)くもり後雨
- 3日(月)雨
- 4日(火)雨
沖縄近辺は週末から来週のはじめにかけて、晴れたり曇ったりですが、雨は宮古島ですこし。他には割と安定しているようですね。
台風4号は台北の上を通り、上海で方向を少し北に向けた後、朝鮮半島を抜けて日本海を北上します。
日本列島の日本海側を通過する予報となっているので、もしかしたら、日本海側の都道府県に影響が及ぶ可能性もあります。
ただ、一度上陸した台風は勢力も衰える可能性が高いので、日本への影響は少ないかもしれません。
また、この台風4号熱帯低気圧が上海に向けて進むときに、沖縄の沖の海上を通過するので、たとえ雨が降らなくても、風が強いので、高潮や高波に注意が必要です。

まとめ
台風3号に続き、台風4号も発生する可能性が濃厚となっています。
7月は台風の発生がゼロでしたが、8月に入り突然に台風3号・台風4号と次々と台風が発生しています。
原因としては、梅雨が明けて、急に熱くなりましたね。
そのため、日本の南の海の海水温度が上昇して、台風が発生しやすい環境が整ってきたのかもしれません。
海水の温度が30℃前後と高くなっているそうです。
今後、熱帯低気圧も次々と発生する可能性もあるので、今後の天気も気を付けていきましょう。
