↓↓ 7月16日午後3時、台風5号が発生しました ↓↓

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台風3号のたまごが発生しました。
6月20日現在、フィリピンの東の海上に、勢力の強い熱帯低気圧が発生しました。
米軍のレーダーにも雲の渦が映っていますね。この台風3号のたまごは、今後、発達していくのでしょうか。日本には影響があるのでしょうか?
今後の天候についても見ていこうと思います。
台風3号のたまご発生?
台風3号のたまごとなるか>熱帯低気圧が、現在フィリピンの東の海上にあって、ほとんど停滞しています。中心の気圧は1006hpaですね。勢力は、まだまだ大きいとはいえない状態ですが、今後はどのようになるのでしょうか。
今年は、お正月に台風1号、2月には台風2号と早い時期の発生でしたが、3月以降台風は発生しておらず、今回の3号のたまごとなっているんですね。
この台風3号のたまごは、このまま発達しながら日本列島に近づいてくるのか、それとも太平洋上で熱帯低気圧のまま消えてなくなるのかが気になるところです。
ところで、台風が発生するのにはいくつかの条件が必要ですが、その中に、海面温度があります。海面の温度が上昇すると、海水が蒸発しやすくなるため、台風の勢力も強くなるといわれています。
現在、フィリピン沖の海面温度は30℃~32℃と高い温度となっているため、今後はこの熱帯低気圧が発達する可能性があります。
季節柄、今後は台風の発生が増えてくるのではないでしょうか。
米軍とウェザーニュース最新情報
それでは、米軍の最新情報をみてみましょう。
米軍発表の雲の動きをみると中心付近に表示されている、94Wとオレンジ色の丸で囲まれた部分が、今回発生した台風3号のたまご(熱帯低気圧)になります。
引用:米海軍台風予想(JTWC) Naval Oceanography Portal
日本列島の南の太平洋上に長い雲の塊があります。気象庁発表の天気図と合わせてみると、これが雨を降らせる梅雨前線だと分かります。
そして、その南側に、台風3号のたまご(熱帯低気圧)の雲の塊が見えますね。
この熱帯低気圧が勢力を強めて台風3号になったとしたら、名前は「セーパット」となる予定です。
今後の進路と日本への影響は?
今の段階では、台風3号のたまごの日本への影響は分かりません。
出典:気象庁
気象庁発表の台風情報には、まだ台風3号のたまごは圏外になっていて表示されていません。まだ熱帯低気圧の段階なので、台風といわれる勢力までは発達していないようです。
それでは、天気図を見てみましょう。
出典:気象庁
日本近海の天気図には、今回の台風3号のたまごはまだ表れていませんね。
日本列島の南側、太平洋上に長々と横たわっているのは梅雨前線です。この梅雨前線が北上して日本列島にかかると、日本に雨が降るんですね。
今は、沖縄あたりに梅雨前線の長い尻尾の先がかかっています。このまま前線が北上すると、日本は梅雨入り~ということになりそうですね。
今のところ、この梅雨前線はゆっくりと北東に向けて進んでいるように見えるので、少しずつ離れていっている感じでしょうか。
大陸側からも低気圧が時速20kmで南下して日本海側から日本列島に近づいてきています。
台風3号のたまごが勢力を強めながら北上する進路をとったとしたら、この日本列島の沖に横たわっている梅雨前線と接触する可能性もあります。
もし、この太平洋沖の梅雨前線と台風3号のたまごが干渉するようであれば、豪雨になることも予想されますね。引き続き、お天気の変化に気を付けていきたいところです。
まとめ
台風3号のたまごがフィリピン沖の海上に発生しました。
今のところ、ゆっくりと発達しながらほとんど停滞している状態です。日本への影響はまだわかりませんが、このまま勢力を強めて台風3号になったとしたら、日本列島沖に停滞している梅雨前線と接触して、大雨を降らせる可能性もあります。
昨年は台風のための大雨で、西日本に甚大な被害をもたらし、西日本豪雨と名づけられましたが、これからの台風シーズン、注意しながら備えていけるといいなと感じています。
今後も、台風の動向を見守っていきたいと思います。