2022年4月6日、台風のたまごが今年初で発生しました。
2021年12月13日に発生して以来今年はまだ1度も発生しなかった台風のたまごが、ついに発生。
現在、台風のたまごは日本のはるか南にありますが、今後発達しながら北上して台風1号になる可能性もあります。
今のところ熱帯低気圧でカロリン諸島にあります。
そんな、台風のたまごについて米軍の最新情報やヨーロッパ中期予報センターの情報から、リアルタイムの進路を調べてみました。
目次
台風情報たまご2022初の発生!現在地
熱帯低気圧は3日の午後3時現在カロリーン諸島に会ってゆっくりと西の方へ進んでいます。
発生当初の中心気圧は1000ヘクトパスカル、中心付近の最大瞬間風速は25m/sです今後は、発達しながら北上して台風1号なる可能性もあります。
台風1号2号のたまご2022年4月8日の現在地
台風のたまごの現在地!気象庁の発表はこちら
存在地域 | カロリン諸島 |
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中心位置 | 北緯4度30分(4.5度) 東経146度0分(146.0度) |
進行方向、速さ | 北西 15km/h(8kt) |
中心気圧 | 1000hPa |
中心付近の最大風速 | 18m/s(35kt)・最大瞬間風速 25m/s(50kt) 15m/s以上の強風域 全域 330km(180NM) |
台風1号2号2022のたまご!アメリカ米軍jtwcの進路予想
4月6日に台風が発生したときは、1つだったのですが、現在は太平洋沖にもう一つ、卵が発生しています。
TD02Wと赤で表示されているのが、4月6日に発表された台風のたまごです。
そして、その右下の方、オーストラリアとミクロネシアの間に発生していTC23Pというのが、もう一つ発生している熱帯低気圧になりますね。
こちらの、TC23Pの方には”FILI”という名前がついています「フィリ」と読むのでしょうか。

台風のたまご2022の最新進路の情報
まずは、日本に近い方の台風のたまごTD02Wの進路はこちら。
現在の状況に加え、今後の進路の予想がでています。

地名が英語で書かれているので、少し分かりにくいかもしれませんが、画像の左上あたりの島には、硫黄島(iow to)や南大東島(minamidaito jima)、宮古島(miyako jima)、嘉手納(kadena)の表記が見えます。
もう一つのTC23Pの台風の進路はこちら。

こちらの進路図では、島の表記にnoumeaという文字が見えますが、こちら、「ヌメア」という、ニューカレドニアの首都の名前になっています。
地名を見ると、台風がだいたいどの場所にいるのかがよく分かりますね。
気象庁発表の台風たまご2022の進路図は?
日本の気象庁の発表している台風の進路図はこちらになります。

4月12日の9時には中心がフィリピン沖の海上まで進路を進めているのがよく分かります。
台風1号2号のたまご2022ヨーロッパ中期予報センターやwindyの情報も
windy
windyによる、「Rain、Thunder」つまり、雨や雷の状況になります。

アメリカ米軍の進路予想で台風のTDやTCが表示されていたのと同じ場所に、激しく雨が降っているのが分かりますね。
ECMWF
ヨーロッパ中期予報センターWCMWFで日本の周辺の気圧は、次のようになっています。

日本は北海道の東側の太平洋上に低気圧がありますが、まだ台風のたまご(熱帯低気圧)は南にも見えていない状態になっています。
気温が温かくなって、台風シーズンが到来というところでしょうか。
今後も、台風のたまごの動向がきになるところですね。