台風15号が日本列島の関東付近に向けて進んでいます。台風15号の名前はFAXAI(ファクサイ)。現在は八丈島の南南西約140kmのところにあって、北西に時速30kmで進んでいます。
9月9日(月)には関東に上陸する見込みで、今後の進路や交通機関への影響が心配されています。
今後の関東や静岡・近畿への影響がどうなるのか、交通機関、飛行機や高速道路・高速バスなどの状についてご紹介していきます。
目次
台風15号米軍の最新予想と気象庁のウェザーニュース
台風15号、月曜日には関東に上陸する予報になっています。進路について最新の米軍発表のものを見てみましょう。

引用:米海軍台風予想(JTWC) Naval Oceanography Portal
関東付近に直撃して、その後は太平洋に向かって抜けていく予想になっていますね。

出典:気象庁
気象庁の発表しているものからは、9日9時には東京を抜けて茨城県を通過して、そのままいくと太平洋に抜けていく進路となっています。
今回の台風15号の威力はどれほどでしょうか。8日15時45分発表の台風15号の情報はこちらです。
- 台風の強さ:強い
- 台風の現在の位置:八丈島の西約80km
- 台風の中心位置:
北緯 33度00分(33.0度)東経 139度00分(139.0度)- 台風の速さと進行方向:速さ 北北西 30km/h(17kt)
- 台風の中心の気圧 :965hPa
- 台風の中心付近の最大風速は: 40m/s(80kt)
- 台風の最大瞬間風速 : 60m/s(115kt)
- 25m/s以上の暴風域は: 全域 90km(50NM)
- 15m/s以上の強風域:
東側 280km(150NM)・西側 190km(100NM)出典:気象庁
位置は八丈島の西80Kmにあって北北西に時速30Kmで進んでいます。結構早いスピードで近づいてるんですね。
そして、中心の最大瞬間風速が60m/秒というと、「鉄塔が曲がることがある」ほどの強さだと言われています。
凄く威力の強い、風の強い台風がやってきましたね。今回は首都圏を通過するとあって、今後の台風の動向がとっても気になるところです。
台風15号は「関東上陸では最強クラス」と気象庁も言っていて、台風の上陸とともに世界が変わるほどの影響が予想されています。世界が変わるほどって・・・?
9日12時までの24時間の雨量は、関東甲信と東海地方の多いところで300ミリ。伊豆諸島が200ミリ、東北地方が150ミリとなる見込み。暴風は東海地方、伊豆諸島、関東地方で最大40メートル(瞬間60メートル)、東北地方で30メートル(45メートル)が予想されるという。高波は伊豆諸島が最大10メートル、東海・関東地方が9メートル、東北地方が7メートルの予想だ。
引用:jastニュース
台風15号2019の関東や静岡・近畿の交通機関への影響は?
#台風 最新情報
正午推定位置の最新情報です。強い #台風15号 は、今夜以降、関東や静岡県に接近し、上陸する見込みです。急激に風や雨が強まって「記録的な暴風」となるほか、「猛烈な雨」が降るおそれがあります。台風が接近する前に備えや避難を済ませて下さい。https://t.co/Hm9VwwdNjK pic.twitter.com/nhWzSULFek
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) 2019年9月8日
今回の台風15号、現在は八丈島の南にあるので、日本列島では今のところ影響が感じられませんが、西日本ではカンカン照りで、夏に戻ったのか?と思わせるような太陽の強さが言われています。
これは、台風と一緒に南の暑い空気が流れ込んでくることで、湿度と暑さを伴う気温上昇が日本列島で夏に逆戻りな気温をきろくしていっるんですね。
先日までは台風13号が日本海側にあったので、日本海側の台風13号と太平洋に発生した台風15号に挟まれた日本列島には、真夏の暑さが戻ってきていました。
東京都心部でも今日は32℃を超える真夏日で、今のところ、台風の気配が感じられていませんが、着々と台風は近づいています。
今回の台風は、風の強さはもとより、その暑さにも注意が必要です。
風が強いので、雨も強く降ります、いきなり突風と一緒に強い雨が降ってくるということもありそうです。
そして、台風が通過した後も、首都圏は気温が35℃になるとも言われていて、台風通過後も熱中症対策など、暑さへの備えも必要になってきそうです。
今回の台風15号は、風が強まってくると、予想以上に早く台風の影響が出始める予想となっているので、早め早めの安全確保が大切ですね。
台風15号2019高速道路・新幹線や飛行機の情報も
交通機関への影響が出始めています。
【台風15号 交通機関への影響予測】台風15号は今夜から明日にかけて関東を直撃するおそれがあります。ウェザーニュース交通気象センター発表の、気象による電車・高速道路・飛行機への影響をお伝えします。https://t.co/wAdL3PKruq pic.twitter.com/wihNf6Lm7H
— ウェザーニュース (@wni_jp) September 8, 2019
台風15号2019高速道路への影響は
高速道路も地域によっては高波のために通行止めになっている場所があります。
【#東名 臨時情報】
台風15号接近に伴う通行止め実施台風15号に伴う高波のため、下記の区間で通行止めを実施しております。
・E1東名高速道路(下り線)富士IC~清水JCT— 東名&新東名☆世界の三極の経済を支える (@sintomei) September 8, 2019
東名高速道路の下りの一部の区間と西湘バイパスの上り下りが8日14時から通行止めになっています。
今後、台風の接近に伴って、高潮や高波の影響もあり、海岸付近の道路が通行止めや片側通行になる場所も出てきますね。
台風15号2019新幹線への影響は
#台風15号 接近で「計画運休」も
一部の交通機関では計画的に運休したり、通行止めにしたりする措置をとっています。JRでは、東海道新幹線が午後6時以降の上下計50本の運転を取りやめることが決まっています。東海道線や京葉線などでも今夜から順次、運転を取りやめます。https://t.co/8296oRGojH
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) September 8, 2019
東海道新幹線は #台風15号 の影響で運休しているのがあるのかな?
博多発、東京行きの新幹線が新大阪止まりです。 pic.twitter.com/gsAzpx1thv— 藤村正宏 (@exmascott) 2019年9月8日
気象庁の予報を受けて8日の12時の時点で、東海道新幹線は上りが8日17時以降、下りが20時以降、順次運休すると決まりました。
そして、関東のJR東日本各線も、東海道線、伊東線、青梅線、京葉線、内房線、久留里線、外房線が19時以降に順次運転を見合わせる予定と発表しています。
新幹線や在来線が次々と運行休止が決定しているようですね。
台風15号2019飛行機・空の便への影響も
飛行機の便も既に国際線の運航に遅延が発生しているようです。
【国際線/10:00】本日8日から9日にかけて台風15号が日本に接近する見込みです。すでに一部のJAL国際線運航便に遅延が発生してしております。詳しくは最新の運航状況をご確認ください。[最新運航状況] https://t.co/x8dCbczlMS
— JAL 運航情報【公式】 (@JAL_flight_info) 2019年9月8日
◆インターネットサポートのお知らせ◆
最新の運航情報はANAホームページやメール配信サービスでご確認いただけます。
また遅延や欠航時のお手続き(予約変更や払戻し)についても、こちらのページをご覧ください。詳しくは⇒
【国内線】https://t.co/NfSbMOALZG
【国際線】https://t.co/aLXuyUNSWx— ANA運航の見通し情報 (@ANA_flight_info) 2019年9月5日
予定していた飛行機が運休になる可能性もあるので、事前に飛行機の運行状況を確認した方がよさそうですね。
また、悪天候による欠航便が出た場合は、別便への乗り換えや、チケットの払い戻しも各社手続きがあるようなので、確認するとよさそうです。
まとめ
台風15号2019が八丈島の南にあって、北北西に時速30kmという早いペースで日本列島の関東、首都圏に向かって進行中です。
日本は今、夏がぶり返したかのような猛暑に見舞われていますが、8日の夜から9日の未明にかけて関東に直撃の予想で、交通機関へも影響が出始めています。
今回の台風15号の特徴は、風が非常に強いということと、進むスピードが速いということです。その分、早く通過してくれそうな気もしますが、東京や静岡、近畿地方など交通機関への影響も出てくるので、早めの帰宅が望まれます。
通行止めや運行休止の情報も、テレビやツイッターなどでも入手できるので、早めに情報を入手して対策を考えていくといいかもしれません。
これまでの台風情報はこちら↓↓
台風15号たまご2019気象庁・米軍・ヨーロッパの進路予想と関東東京への影響は
