東京オリンピック2020がいよいよ来年に迫ってきました。オリンピック開催までの最大のイベントは聖火リレーですよね。
そもそも聖火リレーとはどのようなことなのかご存知ですか。聖火リレーとはギリシャのオリンピアで灯されている灯をオリンピック開催地に運び、開催期間中灯し続けるという古代から続いているオリンピック伝統の行事の事なのです。その伝統が日本の各地にやってくると思うとワクワクしますよね。
そこで、今回は日本全国の聖火リレーのルートのうち埼玉県内のルートや日程などを調査してみました。
またせっかくなのでリレーにも参加したいという人も多いと思いますので聖火ランナーになる為の応募方法についても確認してみました。是非皆んなで参加して盛り上げていきましょう。
聖火ランナー埼玉県のルート
2020年東京オリンピックの聖火リレーの主な予定は2020年3月12日にギリシャ・オリンピアで採火式が行われて始まります。
その後この聖火はギリシャ国内を8日間かけてリレーを行ったあと3月19日に聖火引き継ぎ式がギリシャ・アテネで開催されます。
そして3月20日には日本最初の地として宮城県東松島市に到着し宮城県、岩手県、福島県で2日ずつ「復興の火」としての展示が行われます。そして、3月26日からいよいよ日本国内の聖火リレーがスタートとなります。
その聖火が埼玉県にやってきて聖火ランナーが走るのは、47都道府県中なんと46番目となっていて日程は全部で3日間となります。そして、そのルートの1日目のスタートは川口市、2日目は草加市、3日目は川越市となっています。
埼玉県のスタート地点に選ばれた川口市は旧国立競技場の聖火台レプリカが設置されている青木町公園となっています。
そして、そこから全部で40市町村を走り抜ける予定となっています。途中の見所は草加市の名勝である草加松原、天然記念物である長瀞の岩畳、ラクビーワールドカップ2019が開催される熊谷ラクビー場、蔵造りの街小江戸川越などとなっています。
1日目
- 川口市
- 蕨市
- 戸田市
- 和光市
- 朝霞市
- 新座市
- 日高市
- 狭山市
- 富士見市
- 三芳町
- ふじみ野市
- 所沢市
2日目
- 草加市
- 八潮市
- 三郷市
- 吉川市
- 越谷市
- 秩父市
- 皆野町
- 長瀞町
- 春日部市
- 杉戸町
- 宮代町
- 久喜市
- 加須市
- 行田市
- 熊谷市
3日目
- 川越市
- 鶴ヶ島市
- 坂戸市
- 本庄市
- 深谷市
- 嵐山町
- 東松山市
- 滑川町
- 鴻巣市
- 北本市
- 桶川市
- 上尾市
- さいたま市
このコースの選定においては昨年県民アンケートを実施して県民の意見から聖火リレーにふさわしいルートの考え方や具体的な場所等が決められています。
出来るだけ多くの人が見にこれて、その地域が国内外に誇れるオリンピックやスポーツにゆかりのある場所や文化遺産、観光地、景勝地であることなどを中心に選定されています。
聖火ランナー埼玉県の日程と時間
埼玉県を聖火ランナーが走る日程は、2020年7月7日(火)〜9日(木)までの3日間となっています。それぞれの日程毎に最終の市町村でセレブレーションが開催される予定です。
1日目の7月7日は所沢市の所沢航空記念公園、7月8日は熊谷市の熊谷スポーツ文化公園、7月9日はさいたま市のさいたま新都心公園でそれぞれ行われる予定となっています。
聖火ランナー埼玉県の応募方法は?
聖火ランナー🏃
応募しようかなぁ!#聖火リレー
https://t.co/EmUPgirPlE— K.Makoto (@29023abc) June 8, 2019
埼玉県での聖火リレーのランナーは一人あたり200m、1日80人を予定しています。せっかくなので一生に一度のこのチャンス聖火リレーのランナーに応募してみてはいかがですか。
聖火ランナーの募集先は東京2020オリンピック聖火リレープレゼンティングパートナー企業のサイト及び埼玉県実行委員会での募集となる予定です。
応募された方の中から2019年12月までに当選者が決定され発表となります。走れるかどうかはまず応募をしなければ始まりません。詳しい応募先は下記の通りとなっていますよ。
聖火リレーランナー応募先
- コカコーラ:6月17日〜
- TOYOTA:6月24日〜
- 日本生命:6月24日〜
- NTT:6月24日〜
- 埼玉県実行委員会:7月1日〜
応募の条件
- 2008年4月1日以前に生まれた人
- 国籍・性別は問わず
- 走行を希望する場所にゆかりがある
- 自らの意思で火を安全に運ぶ事ができる人
- 政治的、宗教的メッセージを伝える目的を持っていない事
- 公職選挙法に規定する公職にある人はではない事
応募においての注意事項
- 私的な宣伝、PRは禁止
- 応募は1名ずつ
- 走行時は東京2020組織委員会支給のユニフォーム着用
- 走行距離は1名200mとする
- 走行場所は東京2020組織委員会が指定する
- 車椅子等の方は自身で手配をする
- 落選通知は行われない
ちなみに聖火ランナーの対象となる人は国籍、障害の有無、性別、年齢等のバランスに配慮しながら幅広い分野のなかから選ばれる予定です。また地域で活動をしている人を中心に選ばれるようです。
よって応募フォームには自己PRや応募動機を記載する欄があるのでそこでしっかりとなぜなのかを書くことが重要ですよ。応募については埼玉県枠とスポンサー枠がありチャンスとしては5回あるので頑張ってみましょう。
まとめ
東京オリンピック2020もいよいよ来年となり目の前に迫ってきましたね。自分自身も参加できるオリンピックとしては聖火リレーが有名です。
この聖火リレーのコースや日程などが明らかになってきましたので今回は埼玉県のコースを案内してきました。
聖火リレーのコースはその県内でオリンピックやスポーツにゆかりのある場所や国内外に有名な観光地、景勝地を走り抜ける予定となっています。見るだけでも楽しいのですが、思い切ってリレーのランナーとして参加するのも一生の思い出になると思いますよ。
聖火リレーのランナーへの応募はスポンサー枠と埼玉県枠の合計5回チャンスがあるので気になる方は各応募先に申し込みをしてみてくださいね。