台風情報

台風24号と台風25号2018進路の予想!米軍とヨーロッパの最新情報と四国や関東・九州沖縄への影響は?

台風発生!米軍とヨーロッパの最新情報・日本や九州沖縄への影響
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台風24号が非常に大きな勢力となって、沖縄に上陸しました。今も発達しながら進路を北にとって日本列島を北上中です。

今後は九州や西日本、四国に影響を与えながら、紀伊半島、関東へと進んでいく見込みです。

そんな中、太平洋沖には台風25号が発生しています。
先日まではたまごだった台風25号ですが、今後はどのような進路をとっていくのかに注意していきたいところですね。

日本の太平洋側に張り出していた停滞前線と台風24号の影響で、各地で豪雨が見込まれていて、記録的な暴風ともいわれており、交通機関にも影響が出始めています。

米軍とヨーロッパの最新情報を踏まえながら今後の台風の動向を見てみましょう。

米軍とヨーロッパの最新情報

米軍の最新情報によると、TY28W”TRAMI”(チャーミー)が日本列島の沖縄付近に、そして太平洋の海上にTS30Wという記号を見つけることができます。

TY28W”TRAMI”が台風24号です。そして新たに発生した台風25号はTS30Wの方ですね。台風25号はまだ日本に影響を与えるほどは接近していませんが、今後の動きが気になるところです。

台風24号と25号2018の米軍最新情報
引用:米海軍台風予想(JTWC) Naval Oceanography Portal

そしてまた、インド洋には黄色い円で示された92Sというのが発生していて、こちらは台風26号のたまごです。このまま台風に発達するか、それとも熱帯低気圧のまま消えてしまうのか、こちらも気になるところですね。

台風24号と台風25号2018ヨーロッパ最新情報
引用:ヨーロッパ中期予報センター(ECMWF)

ヨーロッパ中期予報センターの予報です。緑の濃い色の部分が台風になっていますね。

明日の9月30日(日)未明にはすっぽりと九州を覆い、この時点で四国と西日本に影響を及ぼしている状況です。そして10月1日(月)の夕方には関東を通過して北海道の太平洋側に抜けて行く予報となっています。

10月1日の時点ではまだ台風25号は日本列島の近海には表れていないようですね。

では、天気図などから最も気になる台風24号を中心にの今後の動きもみていってみましょう。








四国や関東・九州沖縄への影響は?

台風24号と台風25号2018の進路予想
出典:バイオウェザーサービスlogo

台風24号と台風25号の進路の予想図です。こちらの天気図は、9月29日の午後9時現在の進路予想となっています。

この時点で、台風24号の中心気圧は950hPaで最大風速は45m/秒、進路を北北東にとって、時速30Kmという結構早いスピードで北上しています。

一方、台風25号は中心の気圧は996hPaでマリアナ諸島付近にあって、台風24号を追いかけるように西に向かって時速30Kmで進んでいます。

台風25号の勢力は今のところそれほど強くはなっていないようで、強風域は中心から200kmですが、まだ暴風域は発生していません。

それに比べて台風24号の強風域は南西側は650km、北東側は560kmと大きく、さらに最も風が強いとされる暴風域に関しては、東側は280km、西側は220kmにも及んでいます。

非常に強い勢力の台風24号は沖縄を直撃して、那覇市ではなんと53.1km/秒の猛烈な風が観測さています。

台風24号2018の天気図
出典:気象庁

天気図で見てみると、こんな感じです。

沖縄のちょうど真上を通過している状況ですね。

台風24号は日本の四国の沖の海上に南下してきていた停滞前線のはしっこと接触しています。そのせいで、今後も非常に激しい雨の予想が各地で懸念されていますね。

そして、大陸側にある低気圧がゆっくりと日本海側に接近しています。

台風は今後、加速しながら北東に進路を進んでいきます。

9月30日(日)の夕方から夜にかけて四国の徳島に上陸し、続けて近畿地方に上陸する恐れがあります。停滞前線の影響もあり、雷を伴った豪雨や、風が非常に強いので、うねりを伴う高波にも注意が必要ですね。

台風は通常、陸に上がると勢力が少しずつ弱まっていくはずなのですが、この低気圧と接触することで、勢力を弱めることなく北上するのではないかと考えられています。

そのため、暴風域の広い勢力の強い台風は、東海や関東、東北の南部でも、今後の進路の状況から今年上陸した台風の中では一番の、記録的な暴風となる恐れがあります。








交通機関への影響も

交通機関への影響も出始めています。

山陽新幹線と東海道新幹線が30日の午前から一部の運転の見合わせを決定したようです。


高速道路や、国道など、先の台風の影響で豪雨に見舞われて土砂災害があった地域などでは復旧がままならないうちに再度の豪雨に見舞われてしまう場所もあるようです。

通行止めになってしまう道路もあるようなので、早めにチェックして安全を最優先の行動が望まれますね。








まとめ

立て続けに豪雨をもたらす台風や停滞前線、北海道や各地での地震もあり、更に台風24号の上陸で地盤が緩んでいる場所も多いのではないでしょうか。

せっかくの行楽シーズンで、旅行などを計画されていた方は少し残念なこともあるかもしれませんが、命に代えられるものはありません。今後も、避難勧告や避難指示などには早めに対応する準備と、いざというときの備えがあると心強いですね。

今後も、台風の動向、気を付けていきたいと思います。