今年は台風の当たり年?と思うほどに、次々と台風が日本の近海で発生していますね。
台風18号が中国大陸に向かって東シナ海を進んでいますが、太平洋沖ではすでに台風19号が発生して、日本列島に向けて進路をとっているようです。
これから進路はどうなるのでしょうか、日本列島に影響はあるのでしょうか、米軍の予想や天気図などを見ながら進路予想図についてみていこうと思います。
米軍とヨーロッパの最新情報
では、米軍とヨーロッパの最新情報をみてみましょう。
赤字のTS21W”RUMBIA”が台風18号です。そして、日本からみて南側の海上にあるTS22Wが台風19号ですね。名前はソーリック(SOULIK)
引用:米海軍台風予想(JTWC) Naval Oceanography Portal
台風19号は、8月16日(木)15時の時点でマリアナ諸島の近海にあって、発達しながら北北西の方向に時速30Kmで進んでいます。
中心の気圧は998hpaで、中心付近の最大風速は18 m/秒、そして最大瞬間風速は25 m/秒ということです。
このまま進むと、またしても日本列島に直撃しそうな勢いです。
台風18号がまだ日本の東シナ海付近にあって、まだ沖縄の沖の海は大しけになっていますこのまま中国大陸に抜けていく進路をとっています。
18日(土)の21時頃には熱帯低気圧に変わる予定ですが、続いてすぐに台風19号接近となると、これからの台風の動向が気になるところですね。
では、天気図を見てみましょう。関東や九州・沖縄への影響もどうなるのでしょうか。
関東や九州沖縄への影響は?
台風18号が東シナ海を西に向けて進んでいて、中国大陸に抜ける予定です。
とは言っても台風18号の影響によって、先島諸島周辺では温暖な空気の流れが続いているので、激しい雨が局地的に降るおそれがあります。
そして続けて16日(木)の午前9時に発生した台風19号。
このままいくと、西日本に接近する恐れがあるようですね。
現在、台風はマリアナ諸島近海にありますが、17日(金)には小笠原諸島に近づく予報です。
そして、その後は今のところ進路も定まっていないようですが、北寄りに進むと関東周辺に影響しそうですし、南寄りに進むと九州や沖縄にも影響を及ぼしそうです。
2018年は随分と台風の発生が多いように感じますが、それもそのはず、今年は「猛暑だ」、「酷暑だ」といわれ、気温が非常に高くなっています。
そのため、日本の南の海上も海水温度が高くなっているため、水蒸気がたくさん蒸発しています。それによって、積乱雲がたくさん発生してしまい、積乱雲が発達して、台風が多く発生しているということのようですね。
台風19号、今後の動向に注意していきましょう。
まとめ
台風19号は、今後も海水の温度が高いところを通りながら北上を続ける見通しです。となると、勢力もだんだんと強くなることが予想されます。
18日(土)にかけて、小笠原諸島に向けて暴風域を伴いながら接近して、来週の前半ころには本州に近づきそうです。このまま上陸する可能性もあるので、夏休み最後の週で海水浴など考えていらっしゃる方は、現地の情報をしっかりと確認して、くれぐれも危険なところには近づかないよう注意してくださいね。
大雨で地盤が緩んでいる地域もありますので、早めに非難をしておくとか、万が一に備えた対策を考えておくといいかもしれません。